GBL-01のシステムのご紹介

このページはイーディオのスピーカ・キット GBL-01UTを紹介しています。GBLとは企画・設計は日本ですがその部品にデンマーク、カナダ、USAなどなど海外でも良いと思われる部品を搭載したスピーカ・システムをめざして作られたものだからです。

http://www.aedio.co.jp/sokutei/gbl01-9900/DSC00013.JPG

これが外観の写真です。ウーファはScan-Speak 15W8530K00 Revelatorとツィータは同D2905-9900-00です。たいへん素晴らしいユニットの組み合わせです。ツィータのバッフル部分が後退しているのはタイムアライメントをできる限りユニットで取るよう配置するためです。このあたりはもともとユニウェーブ・タイプのスピーカからはじめたイーディオとしてのこだわりがあります。

GBL-01はもともと14cm〜15cmのウーファとフランジ径11cmのツィータのために10リットルの密閉箱として設計されました。

さかさまになっていますが

http://www.aedio.co.jp/sokutei/gbl01-9900/DSC00016.JPG

に14cmウーファと11cmのツィータを取りつけたものがあります。このように同じキャビネットに取り付け、ポートを色々調整することでウーファは5〜6種類、ツィータも5〜6種類ほどのバリエーションができます。キットとして出しましたのもそのようにお使いいただくことを前提にしております。

さて肝心の特性ですが、LAudと言うPCを使ったスピーカ測定のツールがあります。このツールの説明は、

http://www.aedio.co.jp/sokutei/laud/

から見てください。

さてこれで測ったデータが出ています。

まずはインピーダンス特性は

http://www.aedio.co.jp/sokutei/gbl01-9900/GBL99Z.BMP

パルスの応答特性ですが、時間軸のデータは

http://www.aedio.co.jp/sokutei/gbl01-9900/GBL99TD.BMP

です。タイムアライメントのセッティングを取った形状がうまく現れています。

これを元にした周波数軸での応答は

http://www.aedio.co.jp/sokutei/gbl01-9900/GBL99FG.BMP

でほぼ300Hz〜20KHzまで±3dB以内に入っています。(低域は室内での測定であるのとバスレフでポートの影響があるため、除外しています)

で部屋込み(かなり広いのですが70Hz近くにいつも定在波の影響がでます。

http://www.aedio.co.jp/sokutei/gbl01-9900/GBL992IR.BMP

定在波の影響を無視して-10dB点までを再生帯域とすると、

50〜20KHz±5dBと言う感じの特性です。部屋の影響も含んでと考えると大型スピーカに近い特性に仕上がっていると思います。

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